40代に差し掛かり、急に抜け毛が増えた。今まで抜け毛が増えることはあって
夏に冷たいものを飲みすぎたり、出産のあとや、カラーリングしすぎたりした後に、急な抜け毛が始まる…そんな経験を、女性なら何度か経験したことがあると思います。
でも、更年期に差し掛かり、夏の終わりでもないのに、急な抜け毛が始まったら、ぼんやりしていては、抜け毛はどんどん進むばかり。やがて、人の目も気になるようになってからでは中々回復させるのは難しくなります。
でも、女性は元々体内に女性ホルモンをもっているので、完全に髪の毛が抜けてしまったりはしにくいものです。諦めずに適切な精一杯のケアをしましょう。
女性の抜け毛はなぜ起こる?
抜け毛には、様々な原因があります。
代表的なものは、
- ストレス
- 過度なダイエット
- 血流不足
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- ホルモンの乱れ
一つ一つに、適切な対策をとっていくことが大切です。
ストレス
ストレスは、実は血流と直結しています。血管は、ギュッと縮まったり、パッとゆるんだり、それをポンプの用意交互に繰り返して、血液を体中に送っています。ギュッと収縮させるのが交感神経の働きで、パッと力を緩めるのは、副交感神経の働きです。ストレスにさらされると交感神経が過剰に働き、血管は緊張して、ぎゅっと縮こまった状態になってしまいます。そのため血流が悪くなり、毛根に栄養が行き届かず、髪は細くなり、抜けてしまうのです。
これを改善するためには、血流を良くすることが一番です。
そのためには、運動、マッサージ、特に更年期の方は、血流やめぐりをサプリなども、効果的かもしれません。
血流不足
これは先ほど述べた理由と同じです。血流が悪くなるにはストレスのほかに、髪をポニーテールのように毛根に重力のかかる髪型にしている。
いつも同じ方向に分け目を付けている為、いつも同じ方向に、地肌や毛根に負荷がかかっている。などがあります。
このような時にはマッサージが効果的。
アンチエイジングを兼ねた頭皮のマッサージ動画がありますので参考にしてみてくださいね。
ダイエット
ダイエットは、正しくやれば問題ないですが、特定の果物だけ、あるいは野菜だけ、何かのダイエットサプリだけ…というように、栄養が偏ってしまったり、極端なカロリー制限をしてしまうと、血液自体が栄養不良になり、末端部の毛根にまで栄養が行き届きにくくなります。
髪の栄養を考えるなら、たんぱく質や、ミネラル、コラーゲンなども、積極的にとって行きたいですね。
睡眠不足
夜は成長ホルモンの働きが活発になり、色んなものが細胞分裂して育っています。また、寝ているときは、副交感神経が活発になってリラックスしていて、血流も穏やかで、髪に栄養も行き渡りやすいです。でも不眠や徹夜の仕事などで眠れない場合、交感神経の方が過剰に働いてしまい、血管は収縮して血流が悪くなり、栄養分も運ばれなくなります。
食生活の乱れ
食生活が乱れると、栄養がいきわたらなくなるのはもちろん、味の濃すぎるものや、特に脂っこい食べ物は、毛根にも分泌された脂分がつまり、抜け毛の原因になってしまいます。
ホルモンの乱れ
出産後、妊娠していたからだが通常に戻り、急に抜け毛が始まるのは、子供を産んだ多くの女性が経験していると思います。
たいていは一時なことで、すぐに元に戻りますが、中にはそのまま薄毛に移行していく人も…。
また更年期になり、女性ホルモンの減少してきた人や、何らかの病気で、卵巣や子宮を摘出した人も、ホルモンバランスは大きく崩れ、髪に影響が出てきます。
次回は、これらの改善法や、改善グッズについて、お知らせして行きますね。